インラインフィギュアと年齢|子供から大人まで
インラインフィギュアは子供から大人まで楽しむことができ、また生涯スポーツでもあります。
開始年齢に決まりはありません。幼少の頃からでも大人になってからの開始でも何の問題もありません。
選手として真剣に取り組む以外に、趣味で楽しむ事も健康作りになります。
ただ、競技選手として取り組むのであれば、子供の頃から開始することをおすすめします。
幼少の頃は、ローラースケートやインラインスケートまたアイススケートで、スケート自体に慣れて、前進滑走やコーナー滑走などのある程度の基本滑走が滑れるようになり小学校高学年くらいになってから、
スピード、ホッケー、フィギュアなど、適性を考慮してそれぞれの専科に進むのも良いでしょう。
スケートが可能な最少年齢
アイス、ローラー、インライン共に、スケートが可能な最少年齢は3歳と言われています。
3歳になるとバランス感覚や運動神経も大分発達してくるので、スケートを始めても大丈夫になってくるようですが、安全面を考慮してもそれはご両親の判断次第です。
アイススケート靴の最小サイズで15センチくらいからありますので、年齢的には大体3歳〜4歳くらいです。年齢よりも、足のサイズと靴のサイズの有無の方が優先されるかもしれません。
今は、へルメットやプロテクターも小さいものは、3、4歳用程度からのサイズがあります。
子供の頃にスケート初体験をしたという子の中で、早い子の場合では、3歳という子も少数ですがいるようです。大体5歳~7歳くらいが多いようです。
幼児期のスケートでのアドバイス
幼少の頃のスケートは、子供にとっての認識上では、歩く事と同様に捉えていることが多く、スケート靴を履いても、滑るというよりも歩いてしまいがちです。
滑ることは歩くことからの延長上なので間違いではないのですが、滑ろうという意識を持っているか否かということです。
子供の場合は、滑ることよりも前に進む事を優先に考えがちで、その結果、滑るのではなく歩く動作になってしまうのです。
スケートで歩く動作をしてもあまり前には進みません。重心の位置や乗せかたが違うからです。
ですので、幼少の頃にスケートをする場合は、予め、スケートというのは「1ストロークで長く滑るもの」という概念を事前に持たせてからスケートをするほうが、早く上達します。
足を交互に動かして歩くのではなく、両足滑走で構わないので、スゥーっと長く滑るものなんだという意識を事前に持たせてからスケートをするほうが断然早く上達します。
123、トントンスゥ―、「トントンで右左1歩ずつ足踏み、スゥ―で両足でスゥーっと長く滑る」
先ず初めに転び方、起き方をマスターしたら、次はトントンスゥー(スゥーで両足で長く滑る)。
初心者のうちは、バランスを崩し転びそうになったら、バランスを立て直そうとせず、尻餅をつくなど転んでしまうほうがケガ予防になります。焦らず楽しみながらゆっくり慣れていきましょう。